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名作文学の中の髪噺

古今東西、名作文学の中の「髪」のおはなし
特に小説において「髪型」を描写することは、キャラクターをイメージさせる重要な要素であったり、「髪」は時として物語の鍵を握るアイテムとなったり、エピサードや心情を表現してくれます。
だから古今東西の名作文学の中には「髪」に関する記述がたくさんあります。今回のコラムでは、名作文学の中の「髪」に着目して行きましょう。
少女の頃のお気に入り小説にも「髪」が登場
まずは少女の頃には誰もが接したのではないでしょうか。「赤毛のアン」です。1890年代のカナダ・プリンスエドワード島を舞台にした孤児の少女・アンの成長物語として時代を超えた人気を誇る名作小説。アンのコンプレックスとして「赤毛」という特徴が描かれ、アンが気になるクラスメートの男の子が赤毛をからかったりしています。
そして少女に人気の海外文学でもう一作は「若草物語」。こちらは四人姉妹が自分たちの髪を少しずつ使って編んだブローチを、お母さんにプレゼントしています。
髪で表現される、燃える恋心、美人の証、そして温かい夫婦愛
髪で表現される、燃える恋心、美人の証、そして温かい夫婦愛
日本の名作文学にも「髪」が登場する作品はたくさんあります。タイトルからそのものズバリなのが与謝野晶子の歌集「みだれ髪」。「ながるる黒髪のおごり」「くろ髪の千すじの髪のみだれ」など、髪というモチーフで熱い情熱を表現しています。明治のこの時代に女性の赤裸々な恋愛感情を綴ったことで賛否両論だったと言われています。
平安時代からの普及の名作「源氏物語」では、当時の貴族のお姫様は「髪が美しいこと」が美人の条件のひとつだった様子が描かれたり、登場人物一器量の悪い女性である末摘花が「髪だけは美しい」と言われています。
最後に心温まる名作をご紹介。それはO・ヘンリーの「賢者の贈り物」というアメリカ小説です。夫は妻の長い髪に似合う櫛をクリスマスにプレゼントするために、お気に入りの懐中時計を売ってしまう。でも妻は夫の懐中時計にぴったりの立派な鎖をプレゼントしたくて髪を売ってしまう…と貧しいながらも美しい夫婦愛を感じるお話。ところでこのお話を聞くたびに「髪が売れる」っていうのが驚きです。
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